ダリア

・だりあ 
・菊科。
・学名 Dahlia pinnata
Dahlia : ダリア属
pinnata : 羽状の

「ダリア」 (dahlia) の名は、スウェーデンの植物学者でリンネの弟子であったアンデルス・ダール (Anders Dahl) にちなむ。
和名は、花の形がボタンに似ているため、テンジクボタン(天竺牡丹)と呼ばれた。
球根は非耐寒性であり、サツマイモに似た塊根だが、塊根自体に不定芽を生じる能力はない。そのため、塊根の生じる地下茎の芽を塊根につけて切り離し、増やす。こうした塊根の性質は同じキク科のヤーコンに似る。

・メキシコ原産で、メキシコの国花。
メキシコ原産。日本には1842年(天保13年)にオランダ人によってもたらされた。

・誕生花
7月12日
8月13日

・花言葉
エレガント
華麗
優雅
威厳
移り気
不安定
感謝
栄華

※「移り気」「不安定」は、ダリアの花がフランス革命後の不安定な情勢の中で流行したことに由来する

夏から秋にかけて開花し、大きな花輪と色鮮やかな花色と咲き方が特徴。
18世紀にメキシコからスペインにもたらされて以来、長い間をかけて品種改良が行われて、多種多様な、花色、花容の品種が作り出されてきた。
赤色・オレンジ色・黄色・白色・ピンク色・藤色・ボタン色・紫色など、バラやチューリップと並び、最も縹色のバラエティーに富んだ植物である。絞りや爪白のもの、コラレット咲きには花弁(大きな舌状花)とカラー(管状花を取り囲む小さな舌状花)の色が違う2色咲きのものがある。英語に blue dahlia ということばがあるが、青色と緑色の縹色はない。

アメリカ・ダリア・ソサエティはダリアの花容を16に分類する。

 フォーマル・ディコラティブ(幅広い花弁の万重咲き)
 ストレート・カクタス(細花弁の万重咲き)
 インカーブド・カクタス(細花弁が内側に彎曲したもの)
 セミ・カクタス(ディコラティブとカクタスの中間)
 ポンポン(管状の花弁が球状に万重咲きになったもので大きさが5cm程度)
 ミニチュア・ボール(5から9cmほどのポンポン咲き)
 ボール(9cm以上のポンポン咲き)
 アネモネ(丁字咲きのキクに似た花)
 シングル(一重咲き)
 オーキッド(一重で花弁が細く丸まったもの)
 コラレット(花弁のもとに副花弁があるもの)
 ピオニー(半八重咲き)
 ウォーターリリー(スイレンに似た花)
 フリルド(花弁の先がレース状になったもの)
 ノベルティダリア(それ以外のもの)

ダリアは、かつては有毒とされたがこれは誤りである。ただし、キクイモと同様に塊根には多糖類イヌリンが含まれ、慣れない人が大量に食べると腸内の発酵で生じたガスにより、腹部膨満を来たすおそれはある。原産地メキシコでは、食用ダリアも栽培されており、日本でも、近年では塊根を食用とする試みもなされ、金平などにしてレンコンなどに似た食感を味わうことができる。また、他の食用菊と同様、花や葉をサラダや酢の物などの飾りとして食することもできる。

花卉として栽培される。原産地がメキシコの高原なので、暑さに弱く、日本では東北地方・北海道や高冷地のほうが、色鮮やかなよい花が咲く。
球根栽培 [編集]
塊根を春に植えて育てる。球根は乾燥防止のためにラッカーが塗られているものがあるが、そのまま植えて良い。球根は「いも」の先に茎の一部がついていて、茎に芽があるので、その部分を上にして植え付け、10cmくらい土がかぶるように植え付ける。茎が弱く、倒れやすいので、植え付けの時には必ず支柱を立ててやる。株間は、中輪の切り花用やポンポン咲きなどで30cm、大輪種では50cm以上必要である。
実生栽培 [編集]
すべて実生で栽培でき、まいた年に花が咲く。矮性の一重または半八重の品種は、日本国内でもタネが売られている。イギリスやドイツなどでは、大輪のデコラ咲きやカクタス咲きのタネも売られているが、花色が美しく、重ねの厚いものはなかなか出てこない。ソメイヨシノが散り果てた頃にタネをまき、5mmほど覆土すると1週間くらいで発芽する。一度ポットなどに上げ、矮性種は15cmくらいの間隔に定植するか、6寸鉢に3本植える。あとは球根のものと同じように育てる。

Tags: , , , , , , , ,