スカシユリ


・すかしゆり 
・百合(ゆり)科。
・学名 Lilium maculatum

スカシユリ(透百合、Lilium maculatum Thunb.)は、ユリ科ユリ属に属する植物の一種。海岸の砂礫地や崖などに生える多年草。大きさは20cm – 60cmとなる。本種は古来より栽培・育種の対象となっており、交配の母種として使われることが多い。
本種と近縁種をスカシユリ亜属(Lilium pseudolirion Thunb.)として分類することがある。杯状の花を上向きにつけることが特徴。本属には、本種スカシユリの他、近縁種のエゾスカシユリ、ヒメユリを含む。

・開花時期は、 6/ 1頃~ 8/ 末頃。
・誕生花 3月12日、4月28日
・花言葉 注目を浴びる、子としての愛

鱗茎は白色で卵型。茎は直立し、高さ20cm – 60cm程度。葉は葉柄のない披針形で互生する。花期は太平洋岸の個体群で7月 – 8月、日本海側の個体群で5月 – 6月。茎の頂に、直径10cm程度の、赤褐色の斑点を持つ橙色の花をつける。花被片の付け根付近がやや細く、隙間が見えることから「透かし」百合の和名がある。近縁種のエゾスカシユリと比較し、花柄やつぼみに綿毛がないこと、全体にやや小型であることで判別される。

日本の中部地方以北の海岸の砂礫地や崖、岩場に生育する。個体群が地理的に隔絶されており、地域型として、太平洋岸に分布する個体群と、日本海岸に分布する個体群に分けられる。太平洋岸の個体群をイワトユリ、日本海岸の個体群をイワユリと呼ぶ場合と、栽培品種をスカシユリ、野生種全般をイワトユリと呼ぶ場合がある。
太平洋岸に分布する個体群
中部地方以北の海岸に生育し、イワトユリと呼ばれることもある。
本個体群から分化した変種として、山地生のミヤマスカシユリがある。
日本海岸に分布する個体群
北陸地方以北の海岸に成育し、イワユリと呼ばれることがある。矮性の個体が多いとされる。
本個体群から分化した変種として、山地生のヤマスカシユリがある。

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